著書

基本情報

氏名 深津 謙一郎
氏名(カナ) フカツ ケンイチロウ
氏名(英語) Fukatsu Kenichiro
所属 大学 文芸
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

発行年月

201103

著書名

村上春樹と小説の現在

単著・共著の別

共著

発行所

和泉書院

概要

現在における村上春樹の位置と政治性を問い、「文学」の果たすべき役割を再検証する論文集。
全239頁
編者:日本近代文学会関西支部
共著者:高木彬、中川成美、石原千秋、千野帽子、清水良典、金子明雄、佐藤秀明、日高佳紀、青木亮人、安田孝、木村功、趙柱喜、孫軍悦、深津謙一郎、黒田大河、飯田祐子、平野芳信、明里千章
本人担当部分:「『海辺のカフカ』と九・一一以後の想像力」(p182-p190)
村上春樹『海辺のカフカ』は、自己が〈他者〉に侵される〈内戦〉の恐怖を描き出し、それが〈他者〉の除去――「戦いを終わらせるための戦い」によっては終結しないという優れた洞察を示しつつ、いっぽうではその〈他者〉を、対形象的に自己を確認するための分かりやすい悪の形象にすり替えて、いったん開いた〈内戦〉への想像力を再び閉ざそうとする、両義的なテキストであると指摘した。