E. M.フォースター『ハワーズ・エンド』
光文社古典新訳文庫
『ハワーズ・エンド』は20世紀前半のイギリス小説を代表する古典的傑作であるが、吉田健一氏や小池滋氏による翻訳はどちらも全集の一冊として刊行されているためにだんだんと読まれなくなっている感がある。そのため、この度新訳を手掛け、手に取りやすい文庫版として世に出すことで、新たな読者の獲得を目指した。