二葉亭四迷とシベリア鉄道(資料は語る2023――鉄道と文学)
日本近代文学館
二葉亭四迷がシベリア鉄道でペテルブルグを目指したのは1908(明治41)年7月2日。十日余りの旅だった。しかし、帰途は一月余りをかけた船旅となってしまった。大阪朝日新聞の記者として派遣された二葉亭の足跡を追う。