学術論文

基本情報

氏名 高橋 修
氏名(カナ) タカハシ オサム
氏名(英語) Takahashi Osamu
所属 短大 文科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

発行又は発表の年月

2021/01

学術論文名

「坪内逍遥「自叙体」の試み――探偵小説から『細君』へ」

単著・共著の別

単著

発行雑誌等又は発表学会等の名称

「季刊iichiko」  2021年1月

開始ページ

47

終了ページ

64

概要

明治期の日本語転換を論ずるにあたり、その一翼を担っていた小説文体の改良に焦点をあてる。とくに坪内逍遥の「自叙体」(一人称小説)の試みに注目し、そこから逍遥の文体改良が示唆する問題を考える。それを考察する糸口として、逍遥も関わっていた明治20年前後の探偵小説の翻訳事情を検討し、逍遥の最後の作品となった『細君』の歴史的位置を問い直す。