著書

基本情報

氏名 阿部 圭子
氏名(カナ) アベ ケイコ
氏名(英語) Abe Keiko
所属 大学 国際
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

発行年月

1998/02

著書名

『日本語教育通信講座 社会言語学』

単著・共著の別

共著

発行所

アルク出版

概要

社会言語学とは何かについて欧米と日本の研究について1.言語のバラエティーと2.言語使用に分けて概説した教科書。前者の言語バラエティーについてはさらに話し手の属性によるものと場面によるものに分けて概説を行った。後者の言語使用についてはことば遣いのルールと使用にまつわる諸相に分けて概説を行った。全109頁
共著者:井出祥子、田辺和子、阿部圭子、岡本能里子、佐藤安希子
「第1章 言語のバラエティー話し手の属性によるバラエティ、第3節言語と性差担を担当。
ことばのバラエティの1つで男女のことば遣いの違いについて、研究の起源とその違いの起こる要因について概説した。言語と性差研究はアメリカの第2波フェミニズム運動が契機になり、盛んになった。世界各地の言語と性差研究を「絶対的性差」と「相対的性差」に分けて分類を行った結果、日本語は世界の言語の持つ性差的特徴を併せ持つ、表現豊かな言語であることが明らかになった。
全109頁