「多言語社会アメリカーその推移と現状―」

『共立国際文化』第
20号、共立女子大学国際文化学部

アメリカのModern Language Associationが行った1970年から1998年の約30年間のアメリカの大学における外国語履修者数の調査報告をもとに、ロシア語、ヘブライ語、ヨーロッパの言語、日本語、中国語の履修者数の推移と、移民者数の推移との関連において考察を行った。言語接触をもたらす要因として１．人的接触、２．モノによる接触、３．メデイア接触、４.言語政策、５．多文化主義が大きな影響を与えていることを明らかにした。
pp.81～94