近年、幼児教育において子どもたちがどのように育っているか、そのねらいがどこまで達成されているかの説明が求められている。アメリカ、カリフォルニア州のDRDPシステムは子どもの育ちを理解する指標であり、記録を中心としたエビデンスに基づいて教師が評定するという特徴を持つ。DRDPの幼児版であるDRDP-PSはプレスクール児を対象としており、その対象年齢は3-4歳程度である。そこには7つの領域があり、本研究においては、日本の幼稚園教育要領の領域「人間関係」とそれに相当する「Self and social development」の領域との対応を検討した。(p.559)
共同発表: 西坂小百合・岩立京子・樟本千里