保育者が子どもの学びや発達の評価をどのように行っているのか、保育記録(テキストデータ)に基づき探索的に探ることを目的とし、学びや発達の評価の違いを、乳児(0 歳児から 2 歳児)の担任と幼児(3 歳児から 5 歳児)の担任との比較を通して検討した。乳児クラスでは、「保育者」や「友達」の「様子」をみて、「一緒」に「行動」するということが指標となっており、幼児クラスでは、「思い」や「話」を「伝え(言う)」、「聞く」ということが指標となっていることが、語の用い方から推測される。
(共同発表:樟本千里・西坂小百合)