子どもの社会性の発達に親のかかわり(Parenting)がどのような影響を及ぼしているのかを検討するため、幼稚園の年中・年長及び小学校1・2年生の子どもとその保護者を対象として調査を行った。子どもの社会性については担任教師に評定してもらい、保護者には家庭でのかかわりについてアンケート調査を行った。その結果、いずれの学年においても男児よりも女児のほうが社会性の得点が高く、特に女児においては、家庭で学校の様子を話したり勉強の内容を確認するなどの情報共有がなされることと社会性との関連が示された。(p.106)(共同発表:西坂小百合・岩立京子)