著者:杉山 朋美、 篠塚 和正、 佐野 敦志、 山田 静雄、 遠藤 香、 山田 和彦、 梅垣 敬三
イチョウ葉エキス(GBE)は、ラットにおいて肝臓cytochrome P450 (CYP)活性、特にpentoxyresorufin O-dealkylase を誘導する。異なる製法で得たGBEと主要なGBEのラット肝臓CYPでの影響を、in vitroとin vivoで調べた。日本において入手できるほとんどのGBEサンプルは、GBEの調製方法に関係なく、ラットのCYPs活性を誘導するが、その誘導にはプロアントシアニジンは関連しないことが示唆された。
食品衛生学雑誌. 2004;45(6):295-301.【査読付】