著者:Teruki Matsumoto、Jun Takebayashi、 Yoshiko Ishimi、 Chihiro Ozawa、 Akira Sano、 Takashi Hirota、 Kaori Endoh
米国国立標準技術研究所の標準物質(SRM 3280)を用いて、シアノコバラミン(CN-cbl)の定量的な分析をHPLCにて行った。この方法を用いたところ、SRM3280のCN-cblの観察値は、保証値と良く一致した。正確性は95%を超え、測定精度は5%だった。市販のマルチビタミンに対してこの分析方法を応用するため、この方法を様々な試料に適応した。本研究にて開発した方法は、評価した全てのマルチビタミンでCN-cblを評価する良い精度および正確性を示した。
Journal of AOAC International. 2012;95(6):1609-1613.【査読付】