著者:Takayoshi Hisada、 Kaori Endoh、 Kiyonori Kuriki
本研究では、疾病のない中年日本人男性および女性(各5人)の便と生活習慣の情報は、各季節で7日間連続で採取した。16S rDNAと階層的クラスタリングにより、時間的な傾向と個人内変動はなかった。選出された主要な39属で、便における季節変動は24属で、日間変動は23属で検出された。個人内/個人間変動の比は、季節変動では26属で、日間変動では35属で1.0より小さかった。ヒト腸内細菌叢における主要な属の大部分において、個人間変動は、個人内変動よりも大きかった。
Archives of microbiology. 2015;197(7):919-934. 【査読付】