Positive linear dose-response relationships, but no J-shaped relationship, between drinking habits and estimated glomerular filtration rate in middle-aged Japanese men
著者:Yoshiro Shirai、 Kiyonori Kuriki、 Kaori Endoh、 Rie Miyauchi、 Nobuhiko Kasezawa、 Kazushige Tohyama、 Toshinao Goda CKDの高リスク者を特定するため、飲酒習慣と推算糸球体濾過量(eGFR)をバイオマーカーとして、直線もしくはJ型の用量依存関係を検討した。大規模横断研究において、症例群(eGFR 30-60mL/min/1.73m2)と対照群(eGFR >/=60 mL/min/1.73m2)を選出した。飲酒習慣に応じて、多変量で調整したCKDのリスクとeGFRを算出した。男性では、飲酒習慣とCKDのリスクには負の関連が、飲酒習慣とeGFRには直線的な正の関連があったが、J型の関連はなかった。女性では、このような関連はなかった。Alcohol. 2016;51:71-77. 【査読付】