本研究は、人間と空間との関係を総合的に捉える指標を考察しようとするものであり、心理的時間と景観との関係を探ることを目的とする。今年度研究では、一昨年の実験で特異な傾向が見られた「横浜地下街」に着目し、屋内空間での感覚時間に影響を及ぼす要因が何であるかを探っていく。
結果として、屋内空間における感覚時間には様々な要因が複雑に関係していることがわかった。今後はより詳細な感覚時間と空間とに関連を明らかにしていく必要がある。
日本建築学会大会学術講演梗概集環境工学I編,pp811-812
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共著者磯野正和、田村明弘(指導のみ)