日本建築学会大会(東北・於日本大学)
本研究では前報に引き続き、感覚時間と心理、場所のイメージとの分析及び考察を行った。今回は前報同様、心理状態が「落ち着いている」、「いらいらしない」など、場所のイメージについて「美しい」、「緑が多い」などの評価であれば感覚時間は短く、逆では長く評価されている。これらの傾向は全体に見てみると認められるが、場所毎に見てみると否定される結果も示す。その理由の一部が、今回のインタビュー調査で大まかに捉えることが出来た。今後は、人と場所の関わりと感覚時間についてさらに深く明らかにしていく。
日本建築学会大会学術講演梗概集環境工学I編,pp775-778
本人担当部分:全部
共著者:大貫 寿人(その1担当)、田村明弘(指導のみ)