概要
路上実験イベント「なんだかんだ2」を東京ビエンナーレ2023版として開催した。
前回同様、人や車の行き来が少なくなる休日の道路をより有効に活用するために、神田錦町の路上を封鎖して道路全面に畳を敷き、開かれた空間を出現させた。
道路に畳を敷いて誰もが自由にいられる空間をつくるという場の変容による作用と、「いなせな東京」や「なんだかんだ」によってつながった神田地域の人たち、これから神田のまちにやってくる人たち、そうした内外の人々で一緒につくる“あたらしい縁日”である。この場所が、日常では見られない風景とそこでしか得られない体験からのつながりを生み出し、「あたらしい出会いの場」となることを目指す。
おもな活動
道路全面に畳が敷き詰められた空間では、まず、「福祉」による出会いとつながりをテーマの中心に置き、さまざまな活動を行う福祉施設や団体、個人へ参加を募り、独自のコンテンツを展開する(ワークショップや演劇、物販、プロジェクトなど)。通常では行えないコトが可能になった空間で、普段あまり出会うことのない人たちとの交流を、参加者も、来場者にも体験してもらう。