熟成した住宅地域では今後一斉に高齢化が進むことが予想され、公園の利用状況も変化していくものと考えられる。そのため多層な人々にとり快適かつ魅力的な「居場所」として選択されるべく広義のユニバーサルデザイン化を目指す意義は少なくない。このような視点から、本研究では近隣住民が潜在的に持っている公園に対するイメージと利用実態の関係等を明らかにすることを目的とする。
研究の方法としては、大規模住宅開発に伴い都市公園が計画的に設置されている茨城県守谷市において開発時期10 年の差による人口構成比の違いからみずき野と美園両地区を対象とした。
日本建築学会大会学術講演梗概集建築計画II編,pp.399-400
本人担当部分:一部
共著:谷口新,三輪律江,藤本麻紀子,田村明弘