本報では環境的条件に着目して街区公園の利用実態を把握し、誘致距離圏内における近隣住民の街区公園に対する意識・評価を明らかにすることを目的とする。研究の方法としては、2002年に実施された、『子どもの活動環境調査』予備調査によって得られた天空率、樹木率などから横浜市保土ヶ谷区内の星川一丁目公園、常盤台南公園、仏向町第二こなら公園(以下、星川、常盤台、こなら)を選定した。そして街区公園の利用実態を把握するために、夏季2003 年8 月7 日の終日(9 ~18時)観察調査を行った。また同時に公園の利用者にヒアリングを行っている。さらに近隣住民の公園に対圏内(250m)の住民にアンケートを配布した。
日本建築学会大会学術講演梗概集建築計画II編,pp.203-204
本人担当部分:一部
共著:谷口新,三輪律江,田村明弘,田中稲子