我が国の集合住宅での生活の快適性に対する要求は、以前にも増して高いものとなってきている。これは設備機器の著しい発展や集合住宅に対する価値観の変化によるところも大きい。そこで、集合住宅の全体像を把握し、今後の設計について検討を行う必要性がある。 しかし昨今のマンションの現状に関する基礎データには公表されたものはない。この論文では、集合住宅の設計を考えるに当たって、必要とされる基礎資料の充実を目的とする。具体的には、カタログ調査により、最近発売された集合住宅の住棟の住宅の設備の現状について調査結果を報告する。
pp.199-203
本人担当部分:全部、共著者は指導のみ
共著者:真鍋恒博,加藤雅久