指導者養成コースにおける「表現」授業の学習内容の検討
日本体育学会第64回大会
身体表現に対するイメージを授業前後にとり、印象的な学習内容について自由記述による調査を行った。その結果、身体表現に対するイメージでは「他者とのかかわり」に関する気づきが広がり、また、学習内容についてはオノマトペや音を題材にしたイメージの表現活動、抽象的な絵本を手掛かりにしたグループ創作の活動が印象的であったことが明らかになった。このことから、感覚的な手掛かりによる学習からグループ活動による学習へと移行していく学習の展開が、より効果が期待されることが示唆された。