四年制大学の新設児童学科における学生の意識に関する検討-学生生活の実態および専門領域・子どもイメージ-
共立女子大学家政学部紀要第54号
河原紀子 矢吹芙美子 安田悟 入江玲子 川上雅子 足立美和 小原敏郎 村上康子 岡田智 武藤安子 本学児童学科第一期生を対象に、大学生活の実態や「児童学」および子どもについてのイメージについて質問紙調査を行った結果、大学生活では、人間関係の形成、維持が授業の学びの向上につながることや将来保育・教育者として働きたい学生はそうでない学生よりも、授業への満足感が高いことや児童学を総合的な学問としてイメージしていること、さらに、子どもイメージについては学生全体に共通していることなどが明らかにされた。