保育園においては、食物アレルギーを持つ子どもに対するアレルギー除去食の提供にあたっては、誤食事故を起こさないため、職員の徹底した対応が求められている。本研究は、保育園におけるアレルギー除去食提供プロセスにおけるリスクと対応上の課題を明らかにした。
首都圏のA保育園の全職員27名(保育士、看護師、管理栄養士、調理師)を対象として、自記式にて半構成的アンケートを行なった。
その結果、アレルギー除去食提供プロセスの5つの段階それぞれに複数のリスクがあり、課題は、5つに分類された。
担当:研究総括、研究デザインの検討、フィールド調整、データ収集・分析
共同発表:河原智江、田口(袴田)理恵