都市部団地の高齢者に対する地域包括支援センターの相談支援内容の実態―相談支援内容の集計結果から―

第2回日本公衆衛生看護学会学術集会（神奈川県小田原市）

都市部の高齢化、とりわけ、市営団地等の高齢化の進行は著しく、2006年ごろから、孤立死予防をはじめとしたさまざまな取り組みが進められており、地域の相談支援の拠点となる、地域包括支援センターの担う役割はますます大きくなっている。一方で、支援の必要な高齢者は，年々増加し、それに伴い、高齢者の状態像の変化とともに、その支援内容の質も変化していることが予測できる。
　本研究は、現時点の都市部の団地を所管エリアとする地域包括支援センターの高齢者の相談内容の実態を把握し、支援を行う上での課題を明らかにすることを目的とした。
担当：研究デザインの検討、データ分析
共同発表者：椎橋葉子、河原智江