「葛藤と対話としての研究倫理」の多様性と可能性
質的心理学フォーラム,7,104-108
質的心理学フォーラム第6号の特集5編とそれらを踏まえた意見論文3編をもとに、「葛藤と対話としての研究倫理」についてさらなる議論を展開した。8編の論文は、研究倫理にまつわる状況や構図を「理論的に整理・検討をして問題提起したもの」と「方法論的に整理・検討をして問題提起したもの」の2類に分類され、さらに後者は、「ケアをめぐる倫理的な配慮」と「方法論の模索」に分けられた。また、クロノ・トポスという観点から研究倫理について分析した。分担:データ分析及び論文作成共著者:河原智江、家島明彦