1.「保育カリキュラム論」において、発達の理解は欠かせない。ビデオ教材の視聴から、実際の園で生活する子どもの姿を通して、遊びや人間関係、生活の実際を捉えられるようにした。また、東京学芸大学附属幼稚園の教育課程と、その実際の保育実践を照らし合わせることにより、教育課程の理解を深めるようにした。
2.「幼稚園教育実習(事前事後指導)Ⅰ・Ⅱ」では、ビデオ教材を編集・作成し、幼稚園教育の実際や、子どもを理解することの意味や意義を学べるようにした。また実際の保育場面を視聴し、その場面の指導計画を書いてみることや、それを学生相互で検討することから、実習で必要な知識・技能の獲得を目指した。
3.「子どもと環境」では、園庭で遊ぶ子どものビデオから、生物、植物、自然物と関わって遊ぶ実際を捉えるようにした。また、好奇心、探索活動、アニミズム、アフォーダンス等の意味とそれが実践の中ではどのような姿であるのかをつなげて理解を深めるようにした。