日本保育学会第72回大会・自主シンポジウム「保育実践研究とは何か」
日本保育学会第72回大会・自主シンポジウム「保育実践研究とは何か」小川博久、岩田遵子、山崎奈美、田代幸代、吉田龍宏
明日の実践へのより良い知見を提供するために、保育実践研究はどうあるべきなのかを検討した。まず、現場で育つ保育者の実情を伝えた。次に、保育実践のプロセスそれぞれにおいて、研究の視点を立てることができ、客観化するための理論構築は研究者でなければできないということではなく、保育者の反省的思考を丁寧に重ねていくことで可能であることを述べた。研究者と実践者はそれぞれの立場を踏まえ協働することで、実践研究を深めていくことが可能となる。