第1回目の研修を振り返り、協同する経験が重視されるようになった背景、幼稚園教育要領等で幼児期の終わりまでに育ってほしい姿の中で示されている協同性、協同性を育む視点について、簡単にまとめた。
その後、参加者が持参した協同性の育ちが見られる事例を材料にしながら、子どもの育ちを捉え、協同性を育む保育者の援助や環境のポイントについて、グループ協議とポスター発表を通して進めていった。
最後に、協同性は長い時間をかけて育つのでプロセスを捉えることが大切で、自己の確立と自己調整はいざこざや葛藤を通して育つこと、遊びを充実させる中で目的や目標が生まれ、それが共有されていくことが重要であることを述べた。