教育研究会の研究中間報告を受けて、研究の成果と課題についてコメントした。また、子どもの感性と表現について、「感覚世界の心地よさ」から「意味の世界」を表すことや、子どもが表現したいと思う出来事に出会える園生活を創ることの重要性を述べた。「音楽や造形が既存の表現教材を教える文化になるのではなく、本来の表現芸術のもつ他者や自然との共振、共感という、遊びから生まれる文化を創造すること」について文献を紹介した。さらに子どもの表現は、大人が見て分かりやすいものもあれば、わかりにくいものもある。表現を通ら得るまなざしを磨き、夢中になって遊ぶ子どもを育てていきたい。