座長として中野区保育の質ガイドライン策定に関わったことから、この内容の周知、ポイントの解説のために講演した。保育所保育指針、幼稚園教育要領等で示されている保育内容の質、保育方法の質、保育者の資質・能力について説明し、中野区全体の保育を高めていくために、期待することを述べた。特に「中野区保育の質ガイドライン」を策定して終わりではなく、仮説的なガイドラインであるので、保育実践の集約をしながら形成的評価を行い、保育者自身でこれを改善する取り組みを続けてほしい。さらにキャリアに応じて、園長・署長の立場でこれを活用した運営、保育者の育成をすること、中堅、若手それぞれがこのガイドラインを活用しながらより良い保育を実現していってほしいことを述べた。