静岡県私立幼稚園振興協会教育研究講座「今日から明日へつながる保育ー教材を工夫する・環境を考える」

静岡県私立幼稚園振興協会教育研究講座

環境を通して行なう保育が幼児期の教育の基本であること、意図的・計画的な環境の構成が重要であることを、幼稚園教育要領に基づいて整理した。
　次に、保育における環境の構成の実際例や、資質能力をはぐくむための教材研究について、様々な園の事例と環境写真を提示して紹介した。
　保育者の専門性として環境の工夫は重要であり、環境を構成することは、そこに保育者の願いや教育目標を示すことである。子どもがどのような環境にかかわって活動を生み出しているかを読み取り、次のかんきょうをつくっていく。さまざまな視点から環境を構成することで、遊びの充実を図る必要があることを述べた。