「教材のもつ可能性を見いだして豊かな体験を創りだす」
『幼児教育じほう』
第49巻
第2号
幼児教育では、子どもを取り巻くすべてのものが教材となるが、それを保育者がどのように用意していくのかが遊びの充実や教育実践の質となる。本稿では、教材のもつ可能性を踏まえ、意図的な教材の選択と実践、子ども自身の物とのかかわり方を踏まえて、遊びに応じた教材の提供を保育者が行っていくことが重要であることを示した。さらに同僚や地域の専門家など、協働して教材を研究しあうことでさらに豊かな教育活動を作っていくことについて述べた。