本学の統合実習において、医療機関の退院支援部門で退院支援実習を行った学生の学習成果を明らかにし、教育方法の課題を得ることを目的とした。本実習を受講した学生16名を対象とし、実習記録をもとに質的帰納的分析を行った。学生は退院を前にした患者・家族の心情、看護師の基本姿勢、多職種の連携の実際、具体的支援技術等について学習していた。その背景として、充実した指導体制、退院支援計画の立案、学生のレディネスが示唆された。
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共著者: 西崎未和, 尾崎章子,其田貴美枝,畑中晃子,御任充和子,山本由香,新井有希子