在宅看護論の演習について、文献をもとに授業方法とその学習成果を明らかにすることを目的とした。在宅看護論の演習の授業方法と学習成果が明示されている7文献を対象とした。看護過程展開、地域の社会資源の地図作成等の授業方法による学習成果が示されていた。さらにグループ学習とロールプレイについて焦点化したところ、現実的な対象のイメージ化につながる、個別的な援助方法を工夫する等の学習成果が明らかとなり、在宅看護の特徴の体験的理解につながると示唆された。
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共著者:西崎未和, 菊地珠緒, 蓮井貴子