インク用途などに応用される水分散の可能なアクリル酸グラフトポリエステルの構造を、C13-NMRや透過型電子顕微鏡を用いて解明した。ポリエステル部分を中心に配置し、アクリル酸グラフト鎖が外側に配置されたコア-シェル構造を形成していると推定し、構造モデルを提案した。
担当部分:アクリル酸グラフトポリエステル粒子の電子顕微鏡観察を担当した。
著者:Toshiuki Shimizu, Shinya Higashiura, Masakatsu Ohguchi, Hiroki Murase, and Yoshiko Akitomo