これまで、流動誘起相分離がシシケバブ構造の形成に重要な役割を演じていることを明らかにしたが、本論文では、シシケバブ構造の形成途中の構造を急冷固定して透過型電子顕微鏡で観察することにより詳細に明らかにした。高分子濃厚相の糸状配列構造が形成し、さらにその濃厚相同士が合体・ち密化してゆく過程を透過型電子顕微鏡で撮影することに成功した。
担当部分:研究全般
著者:Takeji Hashimoto, Hiroki Murase, and Yasuo Ohta
被引用回数57回(Google Scholar 2020/03/2)