Sensation Seekerにおける犯罪行動に及ぼす時間的展望感の影響
日本犯罪心理学会第40回大会
スリルを求める性格特性であるSensation Seeking特性の高い、覚せい剤犯、粗暴犯、男子学生、女子学生において、時間的展望感の差異を検証した。学生は、犯罪者と異なり、過去、現在、未来に対する認識が強く影響していた。そのため、スリルを求めやすい性格特性が高くても、犯罪行為に至りにくいことが示唆された。