3章では、法令上の規定がない各種学校が行政運用上依拠した法令について整理し、さらに、統計上数量的にいかなる変化を見せたのか等の点について述べた。
6章では、各種学校の設置目的と立地の関係を社会構造的観点より分析し、山の手/下町などの地域構造が教育内容や目的の差異として表れ、制度外で庶民の教育要求に即応する各種学校の性質を明らかにした。
第3章「学校制度体系と各種学校」pp.58-89、第6章「各種学校の立地と地域性」pp.148-172執筆。
(土方苑子、吉田昌弘、小林正泰、池田雅則、藤井康之、小野方資、加島大輔