本書は精神保健福祉活動を学習するために、脳の構造・機能を理解し、脳とストレスの関係やライフスタイルや生活の場における精神保健の立場から障害者に対する保健医療福祉も記載されている。そして、本書では、特に他に類をみないのは、知的障害者に対する精神保健福祉にも触れていることである。
B5判 全293頁
編者：櫻庭繁、吉川武彦、谷中輝雄
共著者：荒木田美香子、池田良一、伊東秀幸、大嶋正浩、太田知子、交野好子、久保正子、窪田和子、熊沢武志、久米ひさ子、鈴木修、高梨正明、星野良一、松本英夫、桜庭 繁、吉川武彦、谷中輝男
本人担当部分：アルコール依存症と薬物依存症（第1章Ⅱ-D-1-4:pp34-38）、ストレス(第1章Ⅲ-D:pp62-66)、教育・保健・福祉からみたストレス(第3章Ⅰ-E:pp153-154)、自殺(第3章Ⅰ-G:pp154-156)を単著で執筆した。
担当箇所では、近年若者を中心とした薬物汚染・社会情勢を反映したストレスからの飲酒によるアルコール依存、及ストレスや自殺についての現状・症状などを記載した。この本は、浜松医科大学、国立豊橋病院附属看護学校などで副教材として採用されており、精神保健福祉について図や事例、などから理解しやすいように努めて記載した。
