浜松医科大学医学部看護学科の臨床実習である3-4年次生60名対象に精神看護実習で使用すること目的に、精神疾患・看護方法などをまとめ、臨床実習に活用できるようにした。特に精神薬理のうち、服用している薬物のうち最も多い、睡眠薬についてより詳細に記述し、その中でも睡眠アセスメントや睡眠薬を老人が服用する際の観察のポイントなど、看護師として看護する上で睡眠薬についての正しい知識をもつことにより、転倒予防や誤用の防止につながることを理解できるように工夫した。この冊子を参考にすることにより学生は患者のアセスメントの方向性を見出すことができた。