MAST、TAS、SSIスケールにより、自殺のハイリスクの妻の問題について研究した。自殺のハイリスクの患者の妻は、抑うつまたはうつ病や神経症の傾向があり、夫の精神的問題の影響をかなり受けていることが考えられる。そのためアルコール依存症の夫の回復の一助を担う妻のはずが、逆に夫の回復の障害になる可能性があり、患者を看護する際に妻の精神心理的状態を考慮に入れてケアを行う必要があり、患者とその妻に対する十分な観察が必要である。
本人担当部分:この論文は筆頭著者として研究の立案・実験の実施・結果の考察・文献の調査・論文の作成の全般を行った。
共同発表者: M.Kubo, S.Sakuraba,T. Komoda