コンピューター版TMT実施中にNIRSを用いて前頭部での脳血流を測定した。TMT-AまたはTMT-Bを先に実施し両群を比較した。oxyHbは増加してdeooxyHbは減少したが、TMT-AよりTMT-Bの方がより顕著であった。TMT-Aでは、oxyHbで前頭部前部の1,4,9Chに1%、TMT-Bでは、3,4,5,7,9,11、14,19,22Chに有意に差があった。TMT-Bは、TMT-Aに比べてより複
雑なタスクであるため脳神経が活発に働き脳血流の増加したこと示唆された。
本人担当部分:この論文は筆頭著者として研究の立案・実験の実施・結果の考察・文献の調査・論文の作成の全般を行った。
共同発表者:M.Kubo、M.Okamoto