TMTテストのoriginal versionは、脳機能を反映する検査として知られ、かつ過去多くの研究が散見されている。しかし、original versionでは、自記式テストの所要時間やエラー数だけで判定し、科学的根拠のもとでの検査ではない。そこで、original versionをNIRSにより科学的根拠を調べ脳機能のうち特に前頭葉機能についての評価をなしうる検査なのかどうか検証した。original version TMTを実施することによりoxyHbが増加したため、前頭葉機能を反映する検査として有用性が確認された。
本人担当部分:この論文は筆頭著者として研究の立案・実験の実施・結果の考察・文献の調査・論文の作成の全般を行った。
共同発表者:M.Kubo、M.Okamoto