摂食障害は、若い女性中心に増加しているが、精神疾患の中でも致死率が高く難治性である。思春期から発病し回復が困難となる事例も多く女性ライフスタイルにも多大な影響を与えている。摂食障害の女性が妊娠しても肥満に対する恐怖感から食事を制限する可能性があり、胎児が母親の胎内で生育しない可能性がある。また、その母親から生まれた子どもが思春期に摂食障害を発症する遺伝的負因も報告されており、病院での妊婦健診や市町村の保健師も母親とコミュニケーションをとり早期に介入する必要があるため、摂食障害を遺伝病ではないかと捉え様々な角度から検証が必要であると報告した
本人担当部分:この論文は筆頭著者として研究の立案、文献の調査・論文の作成の全般を行った。
共同発表者:久保正子、赤瀬あきこ