その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 久保 正子
氏名(カナ) クボ マサコ
氏名(英語) Kubo Masako
所属 大学 看護
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

翻訳書、学会発表、講演、作品等の名称

砂糖依存症の恐怖~断ち切れない甘い誘惑~

単・共の別

単著

発行又は発表の年月

2013/09

その他の分類

学会発表

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

日本アディクション看護学会第14回学術集会(於:東京都八王子市)

概要

海外での先行研究では、ラットを使った実験により砂糖は、脳に対して多くの依存性薬物と同様の効果を及ぼし、砂糖依存症(Sugar addiction)をおこすという新たな知見が提示された。空腹時に砂糖を多量摂取するラットの脳内には、コカイン・モルヒネ・ニコチンなどの依存性物質による変化と似た神経化学的な変化が起こり、空腹なラットが砂糖を摂取すると側坐核にドーパミンが放出される。このドーパミンによる快感が動機となり砂糖摂取を反復するようになる。ラットの研究によると砂糖を摂取すると、アルコールやアンフェタミンに過剰に反応することや脳内神経伝達物質のドーパミンなどの分泌があり幸福感を感じるようになる。そのため依存が形成されると共に、他の物質依存につながる可能性を報告した。