ドイツは、世界でも医療技術知識の先端を行く国のひとつである。そのドイツでもベルリン心臓病センターでは、心臓移植や心肺同時移植が日常的に施術されている。医療環境や入院環境での日本の違いを学び、看護職として今後の快適な入院環境や患者へのサービスの提供として必要なことは何かと看護部長や副看護部長を交えてディスカッションを行った。人権面では、ザクセンハウゼン強制収容所においてナチスドイツの占領下での女性や子どもの生きる権利の迫害の歴史をまなび、過去の出来事を通じて女性の未来の心身共に健康であることの意義の提言を行った
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