平成22年の厚労省の調査で、狭義の引きこもり状態にあるものは、23.6万人と報告があり社会的関心がある。ひきこもりの者は対人関係に苦手意識が高いため、コミュニケーションを取る手段として電話などよりもインターネットやメールやwebやSNSによるコミュニケーションが多い。引きこもり者の平均年齢は28.1歳で年々上昇し、割合は女性が19.2%男性は76%である。引きこもり者は、何らかの精神的影響を持ち合わせているゆえにコミュニケーションツールとしてインターネットのサイトなどを利用している可能性があり投稿サイトなどの存在は、今後の引きこもり者の支援に対する有効な手段として活用する可能性があることが示唆示唆された。
共同発表者:小野坂益成、篠原百合子、磯野洋一、田原直久、久保正子
pp.216-221