父親などがアルコール依存症などの遺伝
負因のあるAlcoholismの患者は、遺伝負因のない患者に比べてSuicide Ideationが強い傾向にあることが、SSI(自殺念慮の質問紙)とアンケート調査から明らかになった。患者の呈する症状だけに注目するのではなく、家族関係などの十分に考慮に入れて患者の情報収集していく必要がある。またアルコール依存症の夫を持つ妻では、Alexithymiaが強い傾向があり、アルコール依存症の夫を看護するうえで精神的問題が妻にも影響を及ぼしていることを考慮する必要性が示唆された。
pp.28~29
本人担当部分:この論文は筆頭著者として研究の立案・実験の実施・結果の考察・文献の調査・論文の作成の全般を行った。
共著者:M.Kubo、S.Sakuraba、T.Komoda