電子資料の概念モデリング:2つの視点からのFRBRモデルの展開
第54回日本図書館情報学会研究大会(九州女子大学)
・共同研究者:谷口祥一、鴇田拓哉(鴇田が発表) 以前の発表(「電子資料を対象にしたFRBRモデルの展開」)で提案したモデル(展開モデル)の妥当性について発表した。妥当性を示すために、「種別展開の視点」と「部分包含の視点」という2つの視点から検討を行っている。2つの視点は、展開モデルを作成する背景となった、つまり展開モデルが対象としている電子資料の特徴から導き出されたものである。図書を中心とした資料を前提として作成されたFRBRモデルとの違いについても言及した。