OPACのFRBR化を目指した人手による著作同定作業:FRBR研究会の取り組み
2010年度日本図書館情報学会春季研究大会(同志社大学)
共同研究者:谷口祥一、上田修一、横山幸雄、鴇田拓哉、向當麻衣子、宮田洋輔(※谷口祥一氏が発表)FRBR研究会では、OPACのFRBR化を目指した試みについて研究を行っている。その一つに、OPACの具体的なデータである書誌レコードを著作レベルで検索できるようにすること、そのために、同じ著作に対する書誌レコードと判断するための著作同定作業があげられる。著作同定作業には、人手で行う、機械で行うという2つのパターンが考えられる。このうち、人手で行う著作同定作業を行う際の具体的な手法について発表した。