FRBRにおける「著作」実体としての日本の古典著作:FRBR研究会の取り組みII
2011年度日本図書館情報学会春季研究集会(東京学芸大学)
共同研究者:谷口祥一、上田修一、横山幸雄、鴇田拓哉、向當麻衣子、宮田洋輔 (宮田洋輔氏が発表) 以前の発表「OPACのFRBR化を目指した人手による著作同定作業:FRBR研究会の取り組み」の続きである。人手で行う著作同定作業を行った結果、比較的簡単に判断できる場合と判断が難しい場合が見られた。効率的に判断するためには、書誌レコードの記載内容の特徴をつかむとともに、判断をしやすくするためのマニュアルの充実が必要となることがわかった。